東京在住の1984年生まれの40歳のYASUです。
都内でWEB制作会社をやっています。普段からなるべく持ち物は少なくしたいので、いいものをケアしたりして長く使いたいと思って試行錯誤しています。都心に疲れてしまっているのか、この数年サウナやアウトドアが好きでよく出かけています。
「インターネットポルノ中毒」を読んで集中力を取り戻そう
「インターネットポルノ中毒」とはどんな本?
- 出版社 : DU BOOKS (2021/3/31)
- 発売日 : 2021/3/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 264ページ
人間の病理学、解剖学、生理学に詳しいゲーリー・ウィルソン氏による、ポルノ断ちの効果を科学的に説明してくれている本です。
ポルノの恐ろしさを知ることができる、現代の男性全員におすすめしたい本です。
なぜこの本を読んだのか?
買った理由
男磨きしている人たちやミニマリスト界隈の中で、「ポルノ断ち」というワードが結構頻繁に聞かれるようになり、
これまで特に意識して断つということをしたことがなかったので、手に取ってみました。
書評を書こうと思った理由
正直パラパラ見たときは海外の本や論文によくある科学的な根拠などを細かく記した難しい本かと思いましたが、
実際に読んでみるととても納得がいき、行動に移したくなる内容でした。
難しいと思って敬遠する気持ちもわかるのですが、「はじめに」と「さいごに」を読むだけでもこの本を手に取る価値があります。
この本は一貫して同じことを主張しているので、それがわかれば実生活に役立ちます。それがわかれば細かい説明はそこまで読まなくても大丈夫と思います。
そういった点も伝えてたいなと思い、書評を書くことを選びました。
ユニークな一節の引用抜粋
心に響いた箇所を紹介します。
最大の贈り物は自分の人生の制御を回復することだ。
インターネットポルノ中毒
こんぽ本は一貫して「ポルノ断ち」を推奨しています。
その「ポルノ断ち」をすることで何を得られるかというのがこの一節です。
「自分の人生の制御を回復」と言っています。
この本を読んだことのない人は大げさだと思うかもしれません。
ですがいまポルノ断ちをできている私から見たら、日常的にポルノを観ている人は自分の人生が完全に制御できているとは思えないのです。
断つことができればもっと、自分の人生がコントロール(制御)できるようになり、やりたいことに時間を使えるようになります。
この本は自分の人生を制御不能にするほど「ポルノ」は強烈な刺激だということを伝えようとしてくれています。
自分の考えや本への想い
この本を読み終わり、というか読んでる序盤から「ポルノ断ち」を始めました。
意識せずでもTwitterでも流れてきますし、暇なときに少し観たりしてしまっていました。
ですが、自分の人生をもっと良くしたいと思い、始めることができました。
やったことは、
- アダルトサイトのブロッカー導入(ChromeのBlockSiteというアプリを使用)
- 家で仕事をしない(カフェなど常に外出先でやる)
- 観なかった日を手帳に印をつける
こういった行動をとることで見ることができない環境作りをすることにしました。
私はまだ中毒レベルで言えばライト層ですがこれほどやったらクリアできてきました。
ハードに中毒な方はこれ以上やるべきかもしれません。。
断ったことで何が変わったかというと、まずはこの当ブログの更新頻度が上がりました。
もっとたくさん記事作りたいなとネタ帳に溜めていた分をどんどん記事化できるようになりました。
また、現在社労士の受験勉強もしているのですが、そちらも集中できるようになりました。
自分が感じるやってみて得られた効果をまとめると、
- 以前より物事に集中できる
- やりたいことにすぐ取り掛かかることができる
- 寝起きが良くなった
- 筋トレも並行して行っているのですが、そちらもやる気がより湧くようになった
- プラス思考に磨きがかかった(気がする)
こんな変化を感じ取ることができました。
以前はもっとダラダラしていて、記事も更新しませんでしたし、
なにか自分の中にうっすらとした「倦怠感」が日常を支配していたような感じがします。
今はそんなことがなく以前より明らかにパワフルに日常過ごせています。
まとめ
この本を読んで「ポルノ断ち」を行動すると、一気に人生が変わるというよりも、
「自分のやりたいことをやるようになる」
こんな感覚を得ることができると思います。
重度の中毒者はもちろんですが、軽度の愛好者でも、
程度を問わずポルノを日常的に観てしまっている人はぜひこの本を手にとり、
最初と最後の章だけでも読んでみることをおすすめします。