「渋沢栄一と「論語と算盤」」とはどんな本?

- 出版社 : フォレスト出版 (2020/6/24)
- 発売日 : 2020/6/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 196ページ
渋沢栄一の生き方を知ることで読んだ自分もこの先どう生きるかを考えされられる本です。
渋沢は多くの会社を設立した偉人ではありますが、
一般庶民である我々にも、そしてこの現代にも通ずる学びを得ることができます。
日常の生活や仕事をする上で人間として大事なことをこの本から学ぶことができます。
なぜこの本を読んだのか?
買った理由
元々孔子の「論語」をより学びたいと思っていた時期に、読みやすくてわかりやすそうな本という印象でこの本を購入しました。
実際読んでみるとやはり読みやすくてわかりやすかったです。
書評を書こうと思った理由
この本を久しぶりに読んでみて「普通のに役立つ点がかなりあるな」と思い、それを自分用のためにもブログに残したいと思ったからです。
ユニークな一節の引用抜粋
心に響いた箇所を紹介します。
学びには「知る」「好む」「楽しむ」の3段階があり、「知っている人」より「好きな人」が勝っており、「好きな人」より「楽しむ人」が勝っている
渋沢栄一と「論語と算盤」
これは「論語」で学問について書かれた言葉として紹介されています。
渋沢も「仕事を趣味にする」ということを推奨しています。仕事に限らず、あらゆる物事を趣味として取り組むことがよいと言っています。
これを読んで「たしかにそうだよな、、」と思って、自分の日々の活動も好きなことをどんどんやろうという意識に変わっていきました。
自分のやるべきことに集中する
渋沢栄一と「論語と算盤」
自分は自分であるべきで、他人の活動に気を取られてはいけないということを言っています。
最近はSNSを見て他人のことが嫌でも気になってしまいます。本来はそんなSNSなんて見ずに、自分のことに集中して物事に取り組むのが良いですね
一人だけ儲かるのは駄目だ
渋沢栄一と「論語と算盤」
渋沢は事業は社会に多く利益を与えるものでなくてはいけないと考えていました。
そのため、なるべく多くの人の役に立つ事業や会社を作っていったのです。そして自らの利益を得るような財閥はつくらずに、財産は子孫に残さずにです。
自分の考えや本への想い
この本を読む前に比べて、自分の活動がいい意味で他人の様子を意識しないで動けるようになりました。
先にも書きましたが、SNSではいろんな人が成功の方法やノウハウなどを書いたり売ったりしていますが、それに踊らされなくなっていきました。
自分のやるべきことに集中し、多くの人の役に立つ仕事をする、これらの考えが結構心に残っています。
このブログも、自分のできる範囲で人の悩みを解決しようと思って書いています。ブログも色々な書き方がありますし、他人のやり方を見すぎても筆が止まる(よく止まっていました)ので、人と比べずに、自分の書きたい事柄を書くようになれました。
その結果今回のような書評カテゴリーも前から興味があったため、今書き始めています。
まとめ
この本は渋沢栄一の人生を通じて論語を知ることができます。
私はこの本を読んで少しですがアクティブに活動できるようになれました。(このブログを書くこともそう)
人のために仕事や活動をがんばってやりたい人、現在やっている人にはこの渋沢栄一の生き方を知るのは良いのではないかと思います。
あと、とにかく図解もわかりやすいですし、解説も丁寧なのでとても読みやすいです。

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