東京在住の1984年生まれの40歳のYASUです。
都内でWEB制作会社をやっています。普段からなるべく持ち物は少なくしたいので、いいものをケアしたりして長く使いたいと思って試行錯誤しています。都心に疲れてしまっているのか、この数年サウナやアウトドアが好きでよく出かけています。
スーツや革靴などビジネスファッションの基本を学べる本を紹介
私が実際に読んでいる、社会人向けのクラシックでオーソドックスなビジネスファッションを学べる教科書的な書籍を紹介しようと思います。
これから紹介する本を読んでいくことでいちいち流行に流されない、間違いのないファッションアイテムを手に入れるのに必要な知識を学べます。
これらの知識を得ることでベーシックないいものを買うことで長く使えて結果的にコスパの良い買い物をすることができます。
元松屋銀座バイヤー宮崎俊一さんの本
ビジネス上でのファッションを主に学べる本です。間違ったスーツの着方や選び方、財布や靴などのグッズの選び方も学べます。初めて読んだ時「ハッ」としていくつか捨てました。それほど間違った買い物を普段していました。この本を読んでから電車に乗ってサラリーマン達のファッションを見るとほとんどの方が「イケてないな、、」と思えてしまいます。(自分もそうだったくせに)
この本の最も良い点は、これから買っていくべき服のリストを提示してくれている点です。時間をかけて少しづつ買っていけば間違いのないワードローブが完成します。
私はこの本を読んで松屋銀座で少しづつ買い足しています。本自体は10年以上前のものなので店員さんに相談して今のトレンドに合ったものを提案していただいて購入しています。
スコット・シューマン:サルトリアリスト
この本は世界共通の服装のルールを学べます。例えばスーツのスラックスはどこで履くのか、裾の長さは何が正解なのか、などをわかりやすい絵と文章で説明されていて、その上で大量のストリートスナップが掲載されているので目で見ても楽しめる本(ほぼ写真集)です。
昔のいいモノをヴィンテージで買うことの良さを私は学びました。
落合正勝:男の服装術 スーツの着こなしから靴の手入れまで
この本はスーツ、靴、シャツなど、各アイテムについて丁寧に歴史から説明を元に着方や選び方を紹介してくれています。
はっきり言ってこの本は全社会人、全男性が高校生くらいのときに読んだほうがいいです。学校の授業で「服装学」があったなら私はこの本を教科書にします。
特に感動したのは、革靴の項目です。いい革靴であれば本来雨でも履いても大丈夫なようにできていると。こまめに手入れさえしていればレザーソールで雨の日でも履けるもの、ということをこの本から知れました。それ以来雨だからといって革靴を替えることをしなくなりました。最近よく売っている雨用のレザーやラバーソールも本来はいらないのかもしれませんね。
干場義雅氏のビジネスファッション本
FORZA STYLE編集長の干場義雅氏の本もおすすめです。私が好きなのは干場さんの持っているワードローブを紹介している本です。時計やスーツ、バッグや革靴にアクセサリーなど完全にレベルの違う、世界のトップクラスの逸品を愛用されています。それらをこうやって千円ほどの本を買うだけで世界最高峰のものを知れるというのはとても価値があると思います。自分もいつか!と思わせてくれる最高のアイテムを知れてモチベーションが上がります。
また、世界で活躍する人物がどんな服装なのか、グローバルに活躍したい方にもとてもおすすめの本です。一般庶民にある意味全く忖度しない本気のワードローブを見れるのはとてもおもしろく、何度も読み返してしまいます。
まとめ
今回はスーツを中心としたビジネスファッションを学ぶことのできるある意味「教科書」的な本を中心に紹介しました。これらすべて私が普段から参考にさせてもらっているものになります。
ビジネスファッションは一定のルールがあるので、多くの本を読むことで皆が同じことを言っていることでそれを知ることができ、自分の買い物に役立てることができます。
そのためにも色々な方のファッション本を読んでみるのはとても有益なことだと考えます。
ぜひ参考にしてみてください。