この曲は最高のJPOPである。
私は最近になって知ったという完全に遅い発見であったが、
一度聴いてからこの曲の虜になっている。
デ・ジ・キャラットというアニメをご存知だろうか?
私が小学生か中学生のころに流行っていたアニメで、
それの曲である。
でも、アニメを一切見ていなくても、この曲はJPOPの最高峰のクオリティで感動できる、
超最高級にエモい曲なのである。
友人が自宅に来てyoutubeで教えてくれて聴いたのだが、
まずイントロの時点で身体が震えたのだ。
まだAメロにもなっていない時点。
なにか宇宙や地球の神秘を感じさせるただ事ではないスケールの大きい音楽で始まるのだ。
そんな曲はほとんど無い。
そこで得た期待感は、イントロのギターのフレーズを聴いて確信に変わる。
「間違いがない」
そう思った。
もすごくシンプルだが強いエレキギター。
どんどん前に進んでいき、上昇していく。
こちらの気持ちもどんどんあがっていく。
そしてなんと、サビから始まるという畳み掛け。
しかもそのサビが最高にパワフルで明るくて、前向き。
ここに歌詞を書いて良いものか、悩むところだが、ぜひ聴いてほしい。
こんなに前向きになれる曲はこの世にない。
ベースも裏拍を強調しているためか、前進していく強さがすごいのだ。
そして途中にギター・ソロが入る。
そのギター・ソロの背後にうっすらと波の音が入っているように聞こえる。
おそらくこの曲は宇宙・地球・大地・海・生物・そして人間の人生、
そのすべてを愛して愛されているおおらかさを持っている曲だと思うのだ。
波の音からは人類のふるさとを感じた。
そしてそのフレーズのあとにはおとなしくなるサビの部分があり、
そこでいったん休憩となる。
それは。そのあとに始まる熱狂のための休憩なのだ。
そのあとの大サビはとてつもないものなっている。
これまでシンセで薄く入っていたフレーズが「泣きのギター」として登場したり、
ボーカルが力強くハモったりしている。
もうこれは完全に畳み掛けに来ている。
ソフトバンクホークスの2019年日本シリーズで終盤に長谷川、中村晃、内川と代打が連続する鬼の攻撃の様である。
ものすごい音のシャワーを浴びたと思ったらアウトロは短く、あっという間に曲は終わる。
ぜひ一度聴いてみてほしい。
声優さん3名がキャラになりきって歌っているところもアニメがわからなくてもとてもかっこいい。真田アサミ・沢城みゆき・氷上恭子 この3名の方のライブ映像もたくさん見てしまった。
何回聴いても飽きない曲である。
最後にyoutubeを貼って終わることとします。
作詞:森ユキ
作曲:坂本裕介
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