書痙で字が暴れたり流れてしまう人向けに改善した方法紹介

私は22,23歳くらいの時から書痙という症状で字がうまく書けなくなるようになりました。
病院で電流流してチェックしても神経には異常なかったりで、自分なりに考えてみるとやはり精神的なことが原因と感じています。
ですが、色々な対策というかできることをやっていることで、最近あまり気にならなくなってきています。
そこで今回は症状が実際に良くなった私が今、「書痙に悩んでいる方にアドバイスできるなら?」という観点で書痙改善に役立つかもしれない方法を紹介しようと思います。
本記事の目次
私の書痙の症状
私の症状としてはボールペンで字を書くと横に大きく暴れて雑な字になることが大きな症状です。
そしてそれを抑えようとするためペンに必要以上に力が入ってしまい、書くのがすごくゆっくりになり、また筆圧も以上に強くなってしまいます。
特に下記のようなことがかなり難しい状態でした。
- 人前で字を書くこと
- カードの裏面などツルツルしたところにボールペンで字を書くこと
- なめらかな書き味が売りのボールペンで書くこと
- 小さい文字を書くこと
ですが、下記のことは意外に影響少なくできることでした。
- 自分で手帳に文字を書く
- 鉛筆で字を書く
- 油性ペンで字を書く
- 大きい字を書く
こういうことはそこまで苦手ではないような症状でした。
これが私の書痙の状態でした。
最近けっこう改善してきた話
22歳くらいの時から始まって今は39歳なのですが、最近はけっこう改善してきました。
相変わらず字は汚いですが、横にしゃーっと流れることが少なくなりました。
人前で字を書くときもゆっくりであればそんなに流れずに書けたり、ペンを握るのに握力がそんな要らなくもなりました。
ちなみに病院や専門家への相談は何も行っていません。すべて自分でいろいろ試してみた結果、少しづつ改善してきました。
書痙改善に役立った方法を紹介
私が今書痙に悩んでいる方にアドバイスできるなら?という観点でいくつか書痙が改善するかもしれない方法を紹介してみようと思います。
PARKERのソネットというボールペンを使う

これは今メインで使っているボールペンなのですが、かなり書きやすいです。ちなみに最初から入っている純正の替芯を使ってください。
この純正の芯は、いい意味でサラサラと書けない書き味なんです。
ボールペンのボールがゆっくり動くというか、コロコロ転がりにくいものになっていて、書痙の方でもペンが暴れにくいです。
私はこのペンで手帳に書いていますが、今のところベストな選択をしていると感じます。
替芯でJETSTREAMもあるのですが、これだとサラサラ書けてしまい、書痙の人には少しきついと思います。
私はPARKERのソネットを使っていますが、おそらく高級ペンの部類でこういった書き味がサラサラしていないペンはたくさんあると思います。文房具屋で試してみるのもいいと思います。私はこのソネットが一番現状おすすめです。そこまで高すぎもしませんし。
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万年筆や鉛筆を使う
今はPARKERのソネットを使っていますが、その前は万年筆や鉛筆を使っていました。
万年筆はインクの減りが早いこと、鉛筆は削らないといけないこと、がネックで使わなくなってしまいましたが、書く時にこれらはしっかりと紙に抵抗を感じながら書けるので字が流れにくく良いです。
私はLAMYの万年筆を使っていましたが、どんなものでもいいと思います。鉛筆ももちろんどんなものでも大丈夫です。


品質の良い大きい紙を用意して字を大きく書く
小さい紙や手帳に小さい字を書くより、大きめの紙に大きい字を書くほうが症状はでにくいと思います。そして紙は品質の良いものが良いです。
手帳のサイズもひとつ大きめに変えたり、メモ帳もA4サイズなどに変えたことで字が流れづらくなり、私は書くことが徐々に楽しくなっていきました。
A4のプロジェクトペーパーという高品質な紙のレポート用紙に仕事のメモなどを書くようになってから改善したように思えます。
いい紙やノートを使うことで書くことが楽しくなるのもとても大事なことだと思っています。

「うまく書けた」という成功体験をどんどん積む
精神的なことですが、「今回はうまく書けた!」「あ、なんかいい感じかも」という感情を持つことがとても大事だと気づきました。
うまくいく成功体験を積んでいくことによって自分に自信がつき、書くことが楽しくなり、どんどん心理的負担が減っていくように感じます。
なので字が暴れずに書ける方法をたくさん試してみて、少しでも改善する方法を見つけることが大事かなと思います。
ダメなまま放置して諦めていたら改善は難しいと思います。少しづつでもいいので1ミリでも成功したらそれを喜んで、成功体験として積み上げていってほしいです。
スマホでなく紙の手帳やメモを使って書く機会を増やす
そしてなにより紙に書く機会を増やすことが大事です。
書くと暴れるからといって書く機会を減らしたい気持ちはわかりますが、逃げていては改善することはなく、いつか出くわす人前で書く機会に大暴れしてしまいます。
私はスマホのGoogleカレンダーでスケジュール管理していたのをやめて、紙の手帳にすべて移行しました。
今はPLOTTERという手帳を愛用していますが、これは高級感もあって持っていて、書いていて楽しくなる手帳でかなりおすすめです。

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また、メモ帳もスマホよりなるべく紙のメモに書くことをおすすめします。
時期的に紙の手帳に変えてから私の書痙は明らかに改善していったように思えます。
まとめ
今回は私の書痙が改善した経験から、書痙に悩む方へ役立つかもしれないアドバイスをさせていただきました。
メンタル的な側面が大きい症状だと思いますので、いかにしてうまく書けて、それを喜んで、自信を持つことができるかが大事かと思います。
私もまだ完全に克服したわけではありませんのでまた今後も状況報告やいい方法が見つかったら記事にしていこうと思います。
※本記事内のコンテンツはすべて素人による個人の意見であり、私は医療従事者でもありませんので参考にするかは個別でご判断お願いします。
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