東京在住の1984年生まれの40歳のYASUです。
都内でWEB制作会社をやっています。普段からなるべく持ち物は少なくしたいので、いいものをケアしたりして長く使いたいと思って試行錯誤しています。都心に疲れてしまっているのか、この数年サウナやアウトドアが好きでよく出かけています。
書痙改善にはどんなペンを使えばいいのか?【手の震え】
23歳くらいから始まった書痙の症状ですが、最近徐々に改善してきています。
そこで、個人的にものすごく大事だと考えるペン選びについて話してみようと思います。
ペンによって症状の軽減、それによってメンタル的にも弱気にならなくなる効果があると感じています。
今回は様々なペンの種類ごとに実際に改善してきた私が初見を述べてみようと思います。
下記は今、実際に私の書いた字です。以前は読むこともできないくらい左右に流れていました。
鉛筆
私が一番おすすめするのは鉛筆です。やはり紙に書く時の摩擦がかなり多く、手が震えてもさーっつと動きにくいです。
鉛筆でゆっくり文字を書いて、「あ、自分はうまく書けるんだ!」という勇気をまずは持ってもらいたいですね。
鉛筆も鉛筆削りであまり尖らせすぎず多少先が太い方が書きやすいです。
濃さはHBから2Bくらいがいいのかなと思います。
シャープペン
個人的にシャープペンはおすすめしていません。実際に使っていません。なぜかというと、書く筆圧が強くなっているのですぐに芯が折れてしまうからです。
書き味は鉛筆のように摩擦を感じるので良いのですが、すぐ折れてしまうことで「自分は筆圧が強いんだ、、」と不要なストレスを感じてしまうのでおすすしていません。
ボールペン
実際に一番良く使っているのがボールペンです。でもこのボールペン、何を選ぶかで全然書きやすさが変わってきます。
選び方のコツとしては、
「スラスラ書けないもの」
を選んでください。
絶対にダメなのはジェットストリームなどのボールペンです。一般の人には書きやすくて最高だと思いますが、手が震えてしまう我々には不向きです。
なのでいい意味で「スラスラ書きにくい」ボールペンを選ぶことが大事です。
どんなボールペンがおすすめかというと、ちょっと高級なボールペンや、昔からあるレトロ系のボールペンが摩擦があって横滑りしづらくて良いです。
私は手帳用にこのパーカーのソネットを使っています。横滑りせず、抵抗を感じながら書けるので重宝してます。このペンを使い始めてから書痙の症状がぐんぐん改善してきたように思えます。
あとはよく区役所とか郵便局にある古くてオーソドックスなボールペンですね。
Bicのボールペンもいいと思います。
万年筆
ボールペンより書く時に抵抗を感じるので万年筆も良いです。一時期ずっと万年筆を使っていましたがとても良かったです。
使っていた数年前は、インク交換のコスパの悪さでボールペンに変えてしまいましたが、今ブログを書いている現在は万年筆もいいなと思っています。近々また使うかもしれません。
万年筆の良さは抵抗を感じながらゆっくり書くことができるので、1文字を丁寧に書くイメージを養うことができます。
おそらく書痙の方は早く書こうとしてサササッというイメージが字を書く際にはあると思います。ですが、1文字をゆっくり丁寧に書くことが実は大事で、それができれば早く書くことも容易いのです。
なので、少し良い万年筆で丁寧に1文字を書くことができていけばメンタル的にも成功体験を積んでいくことができて改善していくと思います。
私は下記のLAMYを使っていました。
油性マジックペン
マッキーなどの油性ペンもとても書きやすいペンです。
普段使いにはあまりしませんが、油性ペンで字が流れることはあまりなかった経験があります。
油性ペンを普段使いするのもありだと思います。
何より大事なのは、「あ、うまく書けるようになった!」という成功体験を積むことだと思っています。
筆ペン
筆ペンもなぜかうまく書けるのでおすすめです。書痙でボールペンが震える時代に、結婚式のご祝儀に筆ペン使った時は問題なく書けた記憶があります。
最近もご祝儀に筆ペン使いましたがめちゃくちゃキレイに書けました。
書痙の方は毛筆で書道やるといいかもしれません。
まとめ
今回は書痙で苦しんだ私の経験から、各種ペンについて語らせてもらいました。
いかに書く時に抵抗を感じるかがとても大事だと思っています。
今回の記事が書痙改善の手がかりになってくれたらうれしいです。