東京在住の1984年生まれの40歳のYASUです。
都内でWEB制作会社をやっています。普段からなるべく持ち物は少なくしたいので、いいものをケアしたりして長く使いたいと思って試行錯誤しています。都心に疲れてしまっているのか、この数年サウナやアウトドアが好きでよく出かけています。
私が初めて体験した「激臭」スメルハラスメントの話
この記事は私がwebデザイナーとして勤務いた時代に書いていたスメハラに関するブログの記事です。
現在は閉鎖したため、同じ内容を少し修正してこのブログに残すことにしました。
当時勤務していた職場で生死に関わるレベルのスメルハラスメントを受けたので、この記事を書くことにしました。
私は運良く、スメハラから逃げることができましたが、
世の中にはおそらく声を出せずに泣き寝入りして苦しんでいる方がたくさんいることと思います。
その方のためになにかお手伝いできたら、と思い、記事を書いてみようと思います。
私の受けたスメハラの説明
オフィスで一日中パソコンに向かって仕事をしているある日、新人の男性が入社してきました。
その新人は仮に田中さんと呼びます。
ですが、かなり年上です。
私より20歳ほど上です。私が35歳くらいのときだったので田中さんは55歳くらいでしょうか。
その田中さんは私の部下になり、私の隣の席で仕事をすることになりました。
入社後2日くらいは特に気になることもなく、隣で仕事を教えながら話したりしていました。
多少、「なにか焦げ臭いような香ばしいニオイがするな、、」
そんなことを3日目くらいから感じ始めます。
そして、それから徐々にそのニオイが本領発揮してくるのです。
田中さんは普段からクセなのか、ため息が多く、しかもそのため息がやたら臭い。
風通しの無い閉鎖的なオフイスなのでそのニオイがこっちまで来るのです。
私は、夏の暑い日にも関わらずマスクをし始めました。(当時はコロナ前なのでマスクするのは異様な状況に見えた)
ため息に加え、例の焦げ臭い香ばしいニオイ。
これは、体臭と、服とリュックから臭う気がします。
服はけっこうボロボロ。リュックも汚い。靴も当然ボロい。
私は確信しました。
身につけてるものからものすごい臭う。。
オフィス空間でそんなニオイを隣で放たれては、私も苦しくなってきます。
臭いニオイによる体調悪化
ニオイで体調がおかしくなるなんて初めてのことでした。
ずっと臭うので、まず、吐き気がします。マスクしてましたが、全然ダメ。
もう気持ち悪くて、オエッとなるのが常に。
仕事も当然はかどらない。
ある日、社長に言って体調不良だからと早退させてもらったほどです。
でもまだ誰にも相談はしてません。
まだ一人で解決できる気がしていたのです。
その間の彼は、というと
一切気にしていない
のです。
自分のニオイは自分ではわからないのです。
これが私は大きな学びになりました。
これは後ほど語ります。
そしてそのモンスターは相変わらずニオイを放ち続ける。
ついに私は露骨に卓上扇風機を回すことにしました。
だれもオフィスで使ってない。
だけど仕方ない。
パソコンの横に置き、
モンスターおじさんに向けてブーンと回します。
その時、自分に当てているように見せて、私の顔の前、
厳密にいうと鼻の前を通るようにセッティングします。
なぜなら、当たりすぎると自分が風邪引くからです。
これで、これまでのニオイの30%はカットされました。
ついに社長へ相談の時!
扇風機作戦でかなりカットでき、生活はできるようになったきはしましたが、
またひとつ問題が。
私のデスクの上のものが臭くなっている!
ニオイって、移るんですね、、
上着とか、ノートとか、机に置いてたものがなんか臭いんです。
ニオイは移ります。
当時はこれを理由に会社をやめる覚悟までしていました。
こんな環境で仕事するなら辞めてプータローになったほうが健康で快適。
もうダメだ
言うしかない。
次の日、朝早く起きて一番乗りで出社。
社長は一人朝早く出勤して仕事しているので、モンスターが出勤する前に言わないといけない。
私「社長、ちょといいですか、相談があります」
社長「どうした?」
私「社長の採用した田中さん、、死ぬほど臭くて、会社辞めたいレベルです!」
社長「笑笑笑」
社長「わかった!席替えだ!それは申し訳ないことをした!」
なんと社長は昔、同じように隣の席の人のニオイで苦しんで働いていた経験があるようで、
すぐに理解してくれて、対策として、私の席を変えてくれたのだ!!
なんて素晴らしい解決策!
やはり、席を替わるという解決策は一番有効でした。
今はニオイがほぼなく(ヤツと話す時は臭うが、、)
かなり快適な生活を送っています。
ニオイに苦しんでいる方へ
ということで、スメハラを解決することができたこの経験を誰かの役に立てないかという思いになり、ブログを書いています。
実際本人に言うことはかなり無茶な話なので、
私の考えられる限りのスメハラ対策法を紹介していこうと思います。
また、自分も臭くならないように気をつけているので、
自分が加害者にならない対策も紹介していきます。