年々も続いた手が震えて字がうまく書けない状態が、万年筆を使い始めたことでかなり改善したので、同じような悩みを持つ方に共有したく記事にしました。
手が震えてうまく字が書けなくなる症状
新卒で入った会社で字が汚いとか色々言われたのが原因かわかりませんが、ある時期から字を丁寧に書こうとしても書けない状態になってしまいました。主な症状・特徴・感情としては下記になります。
ちなみにボールペン字で症状が顕著です。マッキーなどの油性の太いペンは少しマシです。
- 丁寧にゆっくり書けない
- 震えてしまいぐちゃぐちゃになる
- 意図しない方向にバーっと書いてしまう(右上とか)
- 力が入りすぎて筆圧がすごいことになる
- ボールペンのボールがさーっと滑って変な方向に行く
- サラサラと文字を繋げて書けない(英語の筆記体みたいに繋げられず、文字が全て単独で完結する)
- 人前ではなおさらうまく書けない
- 字を書くのが楽しくない
- まっすぐの横線や縦線が書けない
- 手が暴れるので小指の側面を地面に当てて固定して書くことになる(そうすると次の文字にスムーズにいけない)
- ジェットストリームが一番書きづらい(抵抗なくサラサラしてるので)
- 小さい字が書けない
- お店の会員カードのツルツル面にボールペンで名前書く時は地獄
- 原因は精神的なものな気がするがよくわからない
とまあこのような状況でした。
ネットで調べると書痙ではないかな?と思ったりしましたがよくわかっていません。
一度病院で肘から電気通して神経に異常がないか調べてもらいましたが異常なしでした。
万年筆を購入して改善
そんな症状でいたある日、ふと万年筆が文房具屋で売っていたので興味本位で購入してみたんです。
そしたら、

え?なんかボールペンより書きやすい気がする?
と、なぜか書きやすかったんですよね。
いつものボールペンのようにさーっとペン先が暴れず、万年筆くんはノートの上を落ち着いて移動していたんです。
字の汚さが改善した様子
ボールペンから万年筆に変えての字の変化を毎日書いている日記的なメモ帳の一部を公開して明らかにしてみようと思います。
以前のボールペン使用時の字
いま考えると当時は、ペンを持つ手に力がすごく入っていました。そのため筆圧も強く、細やかな動きができなかったように思えます。


万年筆を使い始めてからの字
万年筆を使い始めてからは手に力が入りにくくなり、力を抜いても字が書けるようになりました。押し付けなくても字が書けるので、ただ紙の上を滑らせればいいという心理が脱力に繋がっているように思えます。
字はヘロヘロですが、力は抜けています。


私の感じた万年筆の良さ
自宅用にも仕事用にも全て万年筆を使うようになりました。
具体的に感じた万年筆の良さを書いてみます。
- ボールが無いので紙の上で転がらない
- 丁寧に書くようになった
- 書く手に力が入らなくなった(一番大事かも)
- 字を書くことが楽しくなる
- ボールペンの時は雑になっていた
- インクを出して文字を書いているという体験が、丁寧に文字を書くという体験に繋がっている気がする
- いい万年筆を使うとテンションが上がる
- 小指の側面を地面に着けず書けるようになった(ペンが滑らないので抑えなくてよくなった)
とこのように字を書くことが少し楽しくなったと実感しています。
私のようなボールペンでうまく書けない症状の場合、万年筆にすることによって紙の上でボールのように滑らないことが一番メリットなのではないかと感じています。
おすすめの万年筆
そこで私のおすすめの万年筆を紹介します。
私は自宅では安いものを使い、外出先では親にもらった少しお高めなモンブラン(もう販売していません泣)を使っています。母親から万年筆ならブルーブラックのインクがかっこいいと教わったのでそのまま鵜呑みにしてブルーブラックで書いています。
次はカラフルで所有欲も満たせる上に造りがタフそうなLAMYの万年筆を購入しようと思っています。


様々いろんな種類のものが発売されているのでぜひ自分の好みのものを見つけて楽しんでもらえたらと思います。
ちなみにインクやカートリッジも一緒に購入するとあとでラクです。
個人的におすすめのノートも紹介します。万年筆を使い始めてからノートも気に入ったものを使いたくなるようになりました。ちなみに仕事もかなり捗っています。
まとめ
長年悩まされてきた震えによる汚い字がこれで少し改善してきたのでご紹介させてもらいました。
よかったら是非試してみてください!
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