東京在住の1984年生まれの40歳のYASUです。
都内でWEB制作会社をやっています。普段からなるべく持ち物は少なくしたいので、いいものをケアしたりして長く使いたいと思って試行錯誤しています。都心に疲れてしまっているのか、この数年サウナやアウトドアが好きでよく出かけています。
社会人の初めての本格革靴の選び方とおすすめモデル紹介
今回は初めて本格革靴を買おうと思った社会人の方に向けて、個人的に思うおすすめを紹介していこうと思います。
ネットにはいろんな方や企業のおすすめ革靴で溢れていますが、それを売ることでアフィリエイトで大きく稼げる商品をメインにおすすめしている記事もよくあります。
私はそういう目的ではなく、実際に自分が履いた革靴、欲しいと思っている革靴など、心から思う完全に個人的な好みから「初めての高級革靴」におすすめな革靴を紹介していきます。
私が思う外すことのできない革靴の特徴
初めて買う方におすすめできる革靴の特徴や、外せない革靴選びのマイルールを過去の自分におすすめすると想定して真剣に考えてみました。
- ソールはレザーソールでなくラバーソールのものが良い
- グッドイヤーウェルテッド製法か、マッケイ製法の靴(セメンテッド製法は×)
- 外羽根式のプレーントゥという革靴の形状だと私服でも履けてよい
- 値段は最低で3万円のもの。5,6万円になるとレザーの光り方が明らかに高級とわかるものになる
- 先のとがっている革靴は買わない
- サイズはちょうど、もしくはきつければ0.5cmあげて履く
- 足の甲がきつすぎる靴はやめておく
- ネットで買わない。ちゃんと試着して履く
- 忙しい時間帯の百貨店の靴売り場では買わない
ソールはレザーソールでなくラバーソールのものが良い
ソール(靴底)の素材は、レザーではなくダイナイトソールなどのラバー(ゴム)ソールにしておけば間違いないです。
レザーソールは水が染み込んでいくので雨の日や濡れた路面で履かない方が良いですし、よく滑ります。
どうしてもレザーソールが良いという場合には靴の前方にハーフラバーを靴修理屋さんで貼ってもらうことがおすすめです。
ですが、私はなるべくダイナイトソールなどのラバーソールをおすすめします。
グッドイヤーウェルテッド製法か、マッケイ製法の靴(セメンテッド製法は×)
靴の作り方でいくつか製法があります。グッドイヤーウェルテッド製法だとオールソール交換がもっとも回数多くできる製法です。それに次いでマッケイ製法となっています。
それぞれ細かくメリット・デメリットなどありますが、基本的に良い頑丈な革靴はグッドイヤーウェルテッド製法で作られていることが多いですのでその製法の革靴を選ぶと、ソール交換も多くできるため長持ちします。
接着剤でくっつけているセメンテッド製法の靴は比較的安価な靴に多いです。
外羽根式のプレーントゥという革靴の形状だと私服でも履けてよい
内羽根式、外羽根式とまずありますが、外羽根式であればフォーマル度が下がり私服でもスタイリングし易い革靴になります。
また、プレーントゥの形状を私はおすすめします。これであればビジネスでもカジュアルでもオンオフ問わず履けるので1足買うと履ける場面が多くなります。
外羽根式のプレーントゥはあまり考えずにそれなりにどんな場面でも堂々と履いていける万能な革靴ですのでおすすめします。
※冠婚葬祭用などフォーマル度高い場面用に内羽根のストレートチップを1足用意しておけば完璧です。
値段は最低で3万円のもの。5,6万円になるとレザーの光り方が明らかに高級とわかるものになる
個人的な感覚なのですが、3万円代と5,6万円代で革の質が一気に変わります。
革の厚さがしっかりしたり、光沢が高級感出たり、シワの質が上品になります。
大事に履いていきたいと思う度合いが一気に変わります。
先のとがっている革靴は買わない
昔のチャラ男が履いていたような先のとがった革靴は絶対買わないようにしましょう。
サイズはちょうど、もしくはきつければ0.5cmあげて履く
サイズに関してはとても難しいです。私もいつも気をつけていても失敗します。
ジャストサイズが一番良いです。が、ジャストが少しきついと思う場合は0.5cm上げても個人的には良いかなと思っています。
履いていけば馴染んで伸びてくると店員さんはよく言います。
ですが、馴染むまでに我々革靴素人はキツさに耐えきれずに履くのが嫌になってしまうのです。
なので
0.5cm大きくても痛くない革靴を買って、もし気になるのであれば薄めのインソールを入れて調整するくらいでも個人的にはいいかなと思います。
痛くて履きたくなくなるのだけは避けてほしいと思います。
店員さんはけっこうきつめのジャストサイズを勧めて来られますのでよく相談してください笑
足の甲がきつすぎる靴はやめておく
足の甲が高いいわゆる甲高の足の方は日本人に結構多いと言われます。
私もその甲高なのですが、靴の形で甲が低めに作られているものもけっこうあります。
以前、4万円くらいの靴で甲が痛くて痛くて我慢できずに売ったこともあります。
甲の硬さ痛さを軽減するために色々対策をしたのですが、それでも解消できない靴でした。世の中ではいい靴だとおすすめされているブランドのものですが、私の足には全く合いませんでした。
足の甲だけは低すぎない、自分の足に合うものを選んでください。
ネットで買わない。ちゃんと試着して履く
アフィリエイトをやっているこのブログでこんなこと書くのも変かもしれませんが、革靴本体は必ず店で試着して購入してください。
靴のメーカーによってサイズも革靴の木型(革靴内の足の形のパターン)も全然違います。
このブログを参考にしつつ、お店で購入することをおすすめします。
メンテナンスグッズなどはネットで買っても問題ありません。
忙しい時間帯の百貨店の靴売り場では買わない
これは自分の失敗談からなのですが、めちゃくちゃ忙しい都内の百貨店の革靴売り場で靴を買った時、なんとなくテキトーにサササッと接客されて試着してテキトーに「ピッタリですね!」とか言われてトントン拍子に購入してしまったことがありまして、
それが結局足に全く合ってなくて2,3回履いて売ってしまいました。
皆さんにはそんなことになってほしくないので、忙しくない時間帯でゆっくり試着して購入してもらいたいです。
初めての高級革靴におすすめのモデル
ということでこれらを踏まえた上で、私が現状本気でおすすめする最初の高級革靴を紹介します。
ORIENTAL BYRON2
まずおすすめする靴はトレーディングポストという革靴のセレクトショップで売っているORIENTALのBYRON2というプレーントゥの革靴です。
私も実際に履いていますがめちゃくちゃ革質が良いです。税込62,700円ですが革は10万円以上レベルに見えます。
ソールもラバーソールですし、靴先もとがっておらずかわいらしく丸みのある履きやすい形状をしています。また、グッドイヤーウェルテッド製法ですのでオールソール交換も可能ですので長く履くことができます。
トレーディングポスト ランド
同じくトレーディングポストで売られている、トレーディングポストが作っている革靴のランドです。
こちらも形状はプレーントゥでソールはグリップ力のあるコルクソール。
私服に合わせてもめちゃくちゃ似合うオンオフ使える革靴です。
撥水レザーであるロータスカーフという革で作られているため雨でも気兼ねなく履いていけそうです。
値段は税込61,600円です。
サンダース プレーントゥ
こちらもトレーディングポストで売られていますがサンダースのプレーントゥです。
カーフの表面を樹脂でコーティングしたポリッシュドレザーを使用しているため独特の光沢感があり、耐水性にも優れているため雨の日でも気にせず履いていけます。
ソールはITSHIDE製のラバーソールを採用し、滑りにくく耐久性も抜群。
このプレーントゥの形状で雨にも強い素材といったらやはり個人的に最強だと思っています。どんな場面でも履いていけることで愛着も湧いてきます。
サンダースは横浜の高島屋など百貨店でも比較的よく売っています。値段は税込58,300円です。
チャーチ シャノン2WR
BRITISH MADEで売られているチャーチのシャノンです。
シャノンは通常レザーのソールなのですが、こちらはラバーソールのモデルです。
レザーは傷、汚れ、雨に強いポリッシュドバインダーカーフが使われていてメンテンナスもラクです。
チャーチのシャノンと言ったら名作で人気の革靴です。1足持っておけば大活躍間違いないです。
値段は税込148,500円と今回紹介した中では最も高価ですが、その分一つ上のランクの革靴になります。
まとめ
もっと高級革靴を挙げたらきりがないのでとりあえずこのくらいの価格帯で紹介してみました。
個人的にはとりあえずトレーディングポストに見に行き、次に伊勢丹のメンズ館、そして松屋銀座、三越、高島屋と見に行きます。
他にはビームス・シップス・ユナイテッドアローズなどにあるそのお店で作られている革靴も結構いいものがあります。今の世の中のニーズに合わせた商品を作られているため、ラバーソールで使いやすいモデルなどもあり魅力的です。
そして最後に一番言いたいのは、とにかくサイズです。個人的にはきつすぎるサイズの革靴は最初はやめておいた方が良いと思います。
どれだけ値段高いもの買っても、痛い靴は絶対に履かなくなります。大きすぎても靴ずれすることがありますので0.5cmくらい大きめで痛くない革靴をぜひ選んで革靴を楽しんで履いていただければと思います。